睡眠時無呼吸症候群
【睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)】とは?
Sleep Apnea
Syndromeの頭文字をとって、「SAS(サス)」とも言われ、睡眠中に大きなイビキや無呼吸が頻繁に繰り返され十分な睡眠がとれず、起床時の頭痛・倦怠感・日中の眠気・居眠り運転などの合併症を引き起こす病気です。
現代では国民病ともいわれております。
10秒以上の無呼吸状態が、『一晩の睡眠(7時間)で30回以上』または、『1時間の間に5回以上』で睡眠時無呼吸症候群の恐れありになります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の主な症状
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の主な症状として以下のような症状があげられます。
・イビキ
・睡眠中の呼吸停止
・起床時の頭痛
・日中の眠気
・居眠り運転
・夜間頻尿
・中途覚醒
睡眠時無呼吸症候群(SAS)と合併症
睡眠時無呼吸症候群(SAS)には、様々な生活習慣病の合併症を引き起こす恐れがあります。
・高血圧(健常人の1.4倍)
・夜間心臓突然死(健常人の2.6倍)
・脳卒中・脳梗塞(健常人の3.3倍)
・糖尿病(健常人の4倍)
・うつ病のリスクが増大(健常人の1.4倍)
・居眠りによる交通事故(健常人の7倍)
・仕事上のトラブル
・生活の質の低下
・SASの50%が高血圧、高血圧患者の30%がSAS
・薬剤耐性高血圧患者の80%がSAS
・SASの40%が糖尿病、糖尿病患者の23%がSAS
・メタボリックシンドロームの60~70%以上はOSA(閉塞性睡眠時無呼吸症候群)
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査と治療
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者様に睡眠の質を改善する持続陽圧呼吸療法(CPAP)を対処致します。
※持続陽圧呼吸療法(CPAP)とは?
中等~重度の閉鎖型睡眠時無呼吸症候群(OSAS)に対する治療として、無呼吸・低呼吸の消失、いびき・日中の眠気・血液ガスの改善、高血圧などの合併症の改善など、その医学的効果が確認されています。
持続的自動気道陽圧ユニット
患者さんがかかえる問題に取り組みCPAP治療に進化をもたらします。
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多様化する医療現場のニーズに柔軟に対応する睡眠検査システム。オプションにLoFloサイドストリームCO2モジュールを追加しました。
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睡眠時無呼吸症候群(SAS)の案内
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まつもと心臓血管外科クリニック
TEL:0986-36-8926